2024年6月26日水曜日

遠近法講義2024

 毎年恒例の遠近法講義!

「遠近法」

それは、平面作品を作るうえで大切な方法の1つです。

油絵や日本画などの絵画だけではなく、デッサン、デザインなども表現する上で必要になってきます。

「遠近法」と言われて皆さんは、いくつの遠近法を言えますか?






映像での説明が終わったら遠近法の1つ透視図法(パースペクティブ)の説明を実際に行って説明をしていきます。


今まで感覚的にやっていたことも知識として理論的に行えれば鬼に金棒!虎に翼ですね!

あとは実践あるのみ!!!


2024年6月25日火曜日

油絵科美術演習

こんにちは~!油絵科です。

いつもはアトリエで制作をして精進をしているのですが、やっぱり本物の作品も見ないとって感じで日曜日に生徒達と美術館へ行ってきました。

先ずは竹橋にある国立近代美術館へ。

いやぁ~。メチャクチャよかったですよ。マジで!

国立近代美術館は、常設展示自体ももちろん良いのですが、なんか美術に興味がない人でもスゥ~っと美術に入っていけるような展示方法ですごく良い感じでした!

そのあとは東京駅前にあるINTERMEDIATHEQUE(インターメディアテク)へ。

楽しかった~!そして、心地の良い疲れが…。












生徒達も今後の作品制作の糧になったとおもいます。

更なるステップアップを!

2024年6月18日火曜日

基礎科優秀作品

 こんにちはー。

基礎科です。

基礎科は基本的に基本的な事を行っています。主にデッサンですが、モチーフも石膏像から静物、人物など色々描きます。

今回は自画像の優秀作品をいくつか紹介したいと思いまーす。


その前に自画像を描く時の説明としてホワイトボードを使っての説明図?です。先ずは狙いからポーズを決めてからの構図ですね。その時、光源の設定なども大切な事ですね。そして、人物を描く時は筋肉や骨格なども意識して観察をしないと自然な人物の表情が描けません。








皆さん生き生きとした感じで描かれています!それに、繊細に細部まで描かれていたり、鉛筆の扱いも良い感じになってきていますね~!この調子でどんどん他のモチーフもがんばって描いていきましょー!

そして、もう少しで夏期講習会が始まります!日頃毎日描けない中学生、高校1・2年生などは夏は力をつける絶好の機会ですから頑張って行きましょー!!!



まだ本格的に始めていない人や初心者などは、夏の無料体験講習会もあります。
用具も貸し出すので、初めての人でも安心して受講できます。

2024年6月12日水曜日

基礎科から始めて現役合格体験談

 

K・Sさん 

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科 多摩美術大学グラフィックデザイン学科 多摩美術大学統合デザイン学科  現役合格

私は、高校2年生の時に美大受験を決めてムサインに入りました。その時は美術の知識やデッサンに関する知識や経験はほとんどありませんでした。基礎科の主な課題は石膏デッサンで、初めて石膏を目の前にした時は手をどこから、どのように動かしたらいいのかすらもわかりませんでした。しかし、基礎科の先生方にアドバイスをいただいたり、実際に描き方の手順を見せていただいたりしたことで徐々にデッサンのスキルを身につけていくことができました。クラス全員のデッサンが並ぶ講評の時間には、自分の作品はもちろんのこと、上手な人の作品など他の人の作品の丁寧なアドバイスやポイントも聞くことができたので、とても良い刺激を受けることができました。また、基礎科では1枚のデッサンを描く際に、早く描いて完成させるということよりも、時間をかけて、じっくりと自分のデッサンと向き合いながら時間をかけて描き上げるということができました。そうすることで、1枚のデッサンから多くの学びを得ることができたと思います。時間がかかる分、悩む時間や手が止まる時間も多くありましたが、そのような時にはいつも先生方が声をかけてくださいました。また、基礎科の冬季講習では、デッサンだけでなく色彩構成にも挑戦しました。当時は色彩構成に関する知識もありませんでしたが、新しいことに挑戦し、楽しみながら制作したのを覚えています。

2年生で基礎科を終えた後は春期講習でデザイン科に進み、基礎科で学んできたことをベースに、デザイン科では新たなスキルを身につけ、磨いていくことができました。そして無事志望校に現役合格することができました。ムサインに入るまで美術の経験が全くなかった私でも、現役合格を果たすことができたのは基礎科、デザイン科をはじめとするムサインの先生方のおかげです。本当にありがとうございました。

基礎科で初めて描いたデッサン

入試直前で描いたデッサン


現役合格をするために早めの対策が良いですね。悩んでいる人はデッサンの1日無料体験講習会から始めてみましょう!

 1日無料体験講習会

2024年6月6日木曜日

デモストday

 先日講師達によるデッサンのデモストが行われました。

講師達は「どのようなプロセスで描いているのか」が間近でみれる良い機会でした。黙々と描いていて、俺の背中を見て覚えろョ~的な講師や、一動作ごとにその意味を説明したりする講師もいました。生徒からも疑問に思ったことを質問してきて積極的に勉強をしていましたね~。



先ずは描く前のイーゼルのセッティングやどのような構図にするのかのトリミング。講師によってはデスケルを使わないで構図を決めていました。ここでセッティングなどちゃんとやると描き進めやすくなりますよ!



デスケルを使っている講師は画面の中心を割り出して縦横の中心線を引いていて慎重に構図を決めていました。モチーフの形だけではなく、余白の形も大切なチェックポイントみたいですね。


描き出しの鉛筆の種類(硬軟)は講師によっては様々ですね。好みで良いと思いますが、描き出しはB系の鉛筆がマストの様です。紙の種類によっても鉛筆を変えているようですね。今回は画用紙と白象紙の2種類の紙を使用。講師達は好きな紙を選んで描いていました。画用紙は2B~3Bを使っていたようです。白象紙は4B~6Bを使っていました。
鉛筆のメーカーも三菱ユニが人気みたい!?(茶色いやつですね。)白象紙はステッドラーのマルスルモグラフが人気?みたい。(青いやつです。)
余談ですが、私が受験生時代に好んで使っていたやつはスタビロの8000番台の赤いやつでした。(既に廃番になっており売られていませんが…。淋しい。)




形の測り方や確認の方法なども講師が説明しつつ描き進めていきました。練り消しゴムも使いつつトーンの印象を合わせ(直し)て印象を確認。



ホントに皆さんじっく~りと見てましたね~!


最後は並べて鑑賞会。
講師達は何を意識して描いていたのか話をしてくれました~。主に共通することは「確認」作業でした。ある程度描いてからモチーフと見比べたり、描いたものの違和感を探したりして形や印象の精度を上げていく感じでした。描き進めつつ直す感じですね!
今回は3時間弱のデモストでデッサンの基本的な事から初動での大切なポイントを見せてくれましたね。流石!講師達のデッサンの見え方がキレイだしカッコいい~!!!





2024年6月4日火曜日

入試説明会

 こんにちは。

先日、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスにて美術予備校や高校美術教諭向けの入試説明会に行ってきました。

説明内容は武蔵野美術大学の各学科、専攻の教授たちがどのような学生を求めているのか、入試内容について、入試日程の変更、科によって募集人員の変更、一般選抜の学科試験の試験科目、範囲等、2025年入試変更点などなどでした。

既に武蔵野美術大学のホームページで掲載されている内容もありますが、他の変更点があれば、ホームページで随時アップしていくようです。募集要項も7月以降に公開が予定されているようなので皆さんチェックし忘れないようにしてください。






武蔵野美術大学HP https://www.musabi.ac.jp/admission/note/y2025/

一般選抜だけではなく、統合型選抜や留学生、帰国生特別選抜など入試も色々と変わってきているので常に情報を更新して入試の準備をしていきましょう!

オープンキャンパスもあるので足を運んでみてくださいね。