特別授業の日本画科編です。
乳鉢は今回は使いませんでした(笑)。 |
まずは講義から。 |
色の素。「顔料」です。 |
「顔料」は、石や土を細かく砕いて作られます。 粒子が細かければ細かいほど淡い色になります。 |
いよいよ制作開始! |
まずは湯煎用のお湯を用意します。 |
その間に材料を量ります。 |
まず、「アラビアゴム 30g」 |
「グリセリン 10g」 |
「水 60g」 湯煎して50℃に温めます。 |
温まったら、かき混ぜながらちょっとずつアラビアゴムを加えていきます。 ダマにならないように溶かしていきます。 |
全部溶かしたら、ガーゼでこします。 |
グリセリンを加えて混ぜ、冷まします。 |
これで、透明水彩絵具のメディウムの出来上がり。
メディウムが「顔料」と紙をくっつけてくれるのです。
アラビアゴムを使うと水彩絵具、油を使うと油絵具、
アクリル樹脂を使うとアクリル絵具になります。
日本画絵具は膠を使います。
出来上がったメディウムと顔料を同量ずつ混ぜ合わせます。 |
ねりねりねりねり。 |
メディウムが顔料にいきわたり、しっとりしたら出来上がりです! |
しっとり。 |
さぁ、出来たてほやほやの絵具で絵を描いてみましょう!
本物の絵具みたい!…本物だけど。 |
試し描き。 |
赤いオレンジに、 |
青いオレンジ。 |
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