『ピンホールカメラを作って撮る!』
自分でカメラを作って、撮影、現像するワークショップです。
今のカメラは様々な機能がついていて、複雑になっちゃってますが、
基本的な仕組みはみんな一緒。
その一番シンプルなものが、ピンホール・カメラです。
お菓子の箱カメラ。右の缶もカメラになってます。 |
この箱の中に、印画紙を入れて撮影します。
中は真っ黒に塗ってあります。 左側に印画紙をセット。右側がピンホール部分です。 |
ここがピンホール。 普通のカメラでいうレンズにあたるところ。 |
ここから光を取り込みます。 ピンホールの直径は、0.3mm! |
箱の中に印画紙をセットしたら、いよいよ撮影です。
ピンホール・カメラでの撮影は、こんな感じ。
ファインダーがないので、構図は勘で! 何枚も撮影する内に、このくらいかな? という感覚がわかるようになってきます。 |
明るい所と暗い所が反転した、いわゆる “ネガ” の状態になります。
黒いところが光が当たった部分。 |
左右も反転してます。 |
それを、さらに反転させます。
裏返した “ネガ” と未露光の印画紙を重ねて光を当てます。
印画紙同士を重ねて反転中。 |
現像中。 |
みんなが良く見る写真の状態になります。
撮影したものを裏返しに印画紙に乗せて露光すると、 |
黒と白(と右と左)が反転して、正像になります。 |
これがまた結構キレイに撮れるんですよ。
ちょっと専門的に言うなら、全ピン(全部にピントが合っている)の写真が撮れます。
現像液につけて、画像が浮かび上がってくると、毎回歓声があがります。
カーブした缶で撮影したので、画像が湾曲しています。 |
偶然?なのか、多重露光になってますね。 |
ピンホールカメラのワークショップは、毎年恒例になりつつありますね。
ピンホールカメラに限らず、ムサ院で行っているワークショップは
リクエストがあれば随時開催します。
ムサ院生だけでなく、ムサ院生以外の方からのリクエストも承りますよ!
*ワークショップの一例*
『ピンホールカメラを作って撮る!』
『シルクスクリーン・プリンティング』
『藍染の絞り』
…などなど。
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