2024年6月6日木曜日

デモストday

 先日講師達によるデッサンのデモストが行われました。

講師達は「どのようなプロセスで描いているのか」が間近でみれる良い機会でした。黙々と描いていて、俺の背中を見て覚えろョ~的な講師や、一動作ごとにその意味を説明したりする講師もいました。生徒からも疑問に思ったことを質問してきて積極的に勉強をしていましたね~。



先ずは描く前のイーゼルのセッティングやどのような構図にするのかのトリミング。講師によってはデスケルを使わないで構図を決めていました。ここでセッティングなどちゃんとやると描き進めやすくなりますよ!



デスケルを使っている講師は画面の中心を割り出して縦横の中心線を引いていて慎重に構図を決めていました。モチーフの形だけではなく、余白の形も大切なチェックポイントみたいですね。


描き出しの鉛筆の種類(硬軟)は講師によっては様々ですね。好みで良いと思いますが、描き出しはB系の鉛筆がマストの様です。紙の種類によっても鉛筆を変えているようですね。今回は画用紙と白象紙の2種類の紙を使用。講師達は好きな紙を選んで描いていました。画用紙は2B~3Bを使っていたようです。白象紙は4B~6Bを使っていました。
鉛筆のメーカーも三菱ユニが人気みたい!?(茶色いやつですね。)白象紙はステッドラーのマルスルモグラフが人気?みたい。(青いやつです。)
余談ですが、私が受験生時代に好んで使っていたやつはスタビロの8000番台の赤いやつでした。(既に廃番になっており売られていませんが…。淋しい。)




形の測り方や確認の方法なども講師が説明しつつ描き進めていきました。練り消しゴムも使いつつトーンの印象を合わせ(直し)て印象を確認。



ホントに皆さんじっく~りと見てましたね~!


最後は並べて鑑賞会。
講師達は何を意識して描いていたのか話をしてくれました~。主に共通することは「確認」作業でした。ある程度描いてからモチーフと見比べたり、描いたものの違和感を探したりして形や印象の精度を上げていく感じでした。描き進めつつ直す感じですね!
今回は3時間弱のデモストでデッサンの基本的な事から初動での大切なポイントを見せてくれましたね。流石!講師達のデッサンの見え方がキレイだしカッコいい~!!!





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